(番外編) ライターとして稼ぎたい方向けの心得

ライターとして応募する際の心得

ライターとして応募する際の心得

ブログやアフィリエイトでなかなか収益が出ない。ならば、とりあえずライティングの仕事で慣れるところから始めたい。そう考える方も多いかと思います。

決してそれは悪いことではありませんし、サイト運営は幅広い知識が必要となることから、ライティングだけで収益を得られるのであればそれもいいでしょう。

ここまで外注をする際のお話をしてきましたが、今回は番外編として、実際に記事を外注する側の立場から、ライターを受注する側の心得を書いて行こうと思います。

発注者が求めるライターとは?

現在はクラウドソーシングのサイト(ランサーズやココナラなど)を利用してライターを募集するのが一般的です。発注者としてもライターを探しやすく、個人相手なので単価等も調整しやすいためです。

そして発注する側として希望するライターの資質とは次の3点かと思います。

品質の高い記事を書けるライター

品質の高さとは、誤字脱字が少なく表現が自然、分かりやすくて読みやすい文章であり、成約に繋がりやすい記事です。無駄に文字数を稼ぐような記事は読みづらくて仕方ありませんし、必要な情報へのアプローチも難しくなってしまいます。

こればかりは慣れていくしかありませんが、書いた記事を読み返し、不自然な部分を自分で修正できる能力は、そのままライティングの能力とも言えます。

単価は安く抑えたい

まあ当然ですよね。同じ記事が出来るのであれば、できるだけ安い単価でお願いしたいと思うのが発注者側の心理です。とはいえ、ある程度の品質を確保する以上は一定の出費は想定して発注するのも事実ですので、ライターが優秀だと判断して貰えれば単価の交渉余地はあります。

また、実績を作りたいからと言って、あからさまに相場とかけ離れた仕事を受注する必要はありません(それを狙ってわざと低単価で発注する方もいます)。たとえば1記事3000文字、文字単価1円で3000円の受注をしたとしましょう。これが1時間で書けるのであれば時給3000円ですが、3時間も掛かっていては時給1000円にしかなりません。文字単価という概念が一般的ですが、ライター側も時間単位での収益性も気にして応募すると良いかと思います。

常識的でスムーズなやりとりが可能

なんだかんだでこれが一番大事でしょう。レスポンスが遅い方とはそもそも仕事になりませんし、なんなら作業可能な日時、連絡が取れる時間帯を先に伝えておく位でもいいでしょう。

発注者に認められれば単価の交渉や継続した依頼を受注しやすくなりますが、レスポンスの遅い人にはそのようなチャンスは巡ってきません。なるべく連絡はマメに取れるように、普段からメールをチェックできる体制を整えておくのは必要な事となります(アプリで通知されるように設定しておくなど)。

ライターに応募する際の文章について

発注者は複数のサービスで同時に募集を掛けていることも珍しくはありません。条件次第ではありますが、数十人単位で応募が来るようなケースもあり、そのすべてに反応することはできません。

そのため、既に記載の内容については質問しない(応募内容をしっかりと読む)、実績やライティング能力などを端的に伝える、相手が選びやすいようにアピールを行うことが必要となるわけです。

これらを踏まえた上でライターに応募する際、僕の場合であれば以下のような文章を送ります。

応募文の一例

ご担当者様

現在、専業のライターとして活動している〇〇と申します。掲載されていた〇〇のライティングに応募させていただきたくご連絡差し上げました。

[ライティング経験] クラウドワークスで2年以上、計100記事以上のライティングを経験。美容、家電、通信関連のジャンルを得意としていますが、特に苦手なジャンルはありません。また基本的なHTMLやCSSに関しての知識は有しております。過去のライティング記事などはポートフォリオとしてまとめていますので、宜しければ選考の際にお役立て下さい。http;//hogehoge.jp/works/

[作業および連絡可能な時間帯] 平日・土日問わず、10時~23時頃まででしたら作業や連絡は可能です。

[納期に関して] 1万文字程度でしたら即日対応可能(3時間程度)です。お急ぎの場合は優先して対応させていただくことも可能です。

[単価と受注継続に関して] 文字単価1.5円~2.0円程度を希望します。月に数十万文字単位での受注も可能ですので、継続的なお付き合いができればと考えております。

それではお忙しい中とは存じますが、ご検討のほどよろしくお願い致します。

〇〇 〇〇

上記の応募文について解説

お金を貰う以上、それは仕事ですのでマナーは大事です。

ライターの件、まだ募集されていますか?よければ詳細のほうお願いします!

正直こんなメールは何通も来ます。全体の2~3割くらいはこのような感じでしょうか。発注者側も必要な情報は募集要項に書いているので、それをあえて質問するようなメールや、何度もやり取りが必要になりそうな人に対してはいちいち返信していられません。

ファーストメール自体が1次選考のようなものです。相手に対して必要な情報は正確に伝え、できるなら自身の経験や作品を添えて応募するくらいで当然ですし、多数の応募者の中から採用されるためには十分なアピールが必要でしょう。

よく応募したのに返信が無いといった書き込みも見かけますが、相手側に問題がある可能性はもちろんありますが、それは応募者側の問題の方が多数でしょう。そうならないためにもしっかりとしたアピールが大事になる訳です。

できればポートフォリオを用意しておく

ライターの能力はそれこそ大きく個人差があり、実際に大丈夫そうだと思って発注しても、誤字脱字が目立つ、不自然な表現が多い、伝わりにくい文章である、冗長で読みづらい…など最低限の品質で納品されないこともザラです。

そのため、発注者によってはテストライティングを受けさせるような人もいます。まともな記事が納品されなければ、発注してもお金をドブに捨てるのとなんら変わりません。そこで可能であればポートフォリオを用意しておくといいでしょう。

ポートフォリオというのは要するに作品集です。自分のこれまでに書いた記事を見本としてそのURLを送れば、その人がどのくらいの能力なのかというのは一目で分かりますし、発注者側としても選考がしやすいメリットがあります。

WordPressなどでブログを持ってる人はそのURLを送付するでも構いませんし、過去にライティングした記事を鍵を掛けて送ってもいいでしょう。なんならnoteやアメブロなど無料のサービスで適当な記事を作り、それを送付しても構いません。どのみち判断材料が無ければテストライティングで無駄に時間を取られてしまうだけですし、採用率を高めるためにポートフォリオがあるに越したことはありません。

まとめ

今回は発注する側からの立場として、このようなライターに応募してきて欲しいということを書かせていただきました。やはり常識的でレスポンスが早く、一定以上の品質の記事を納品してくれるライターに継続してお願いしたいというのは発注者側の心情です。

ライティングだけでサラリーマンの給料以上に稼ぐ人も大勢います。ライティングは慣れるしかありませんが、十分職業としても成り立つものなので、もしブログやアフィリエイトが難しいのであれば挑戦してみるのもいいでしょう。

 

ぬこ

アフィ歴10年以上。最高月収640万(年収2500万超)。月間4600万PV超のサイトを個人運営していましたが疲れて引退。2020年5月よりアフィ本格復帰。初月で50万超の収益発生など。猫2匹と同居中。兼業パチプロ(年200-300万前後)。コンサルや情報商材、有料noteの販売などはしていません(・ω・*)

Twitter:https://twitter.com/96nuko22
note:https://note.com/96nuko22

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