前回は収益方法別でアフィリエイトを分類しましたが、今回は掲載する媒体とその手法別でさらに分類していきます。難しく聞こえるかもしれませんが、どんなサイトに掲載するか、どのように集客するかの違いです。それでは見ていきましょう。
BACK収益方法別:アフィリエイトの種類一覧 基本は2種類+α
掲載媒体によるアフィリエイトの種類
どんなサイトに掲載するかによってアフィリエイトの呼び方が異なります。広告をクリックしてもらい、あるいはクリック後、広告主のサイトで成果が発生して報酬になるという点は一緒ですが、掲載する媒体により稼ぎ方も異なります。
サイトアフィリエイト(ブログアフィリエイト)
WEBサイトを作成し、そこにアフィリエイト広告を掲載する方法です。WEBサイトにもそれこそ様々な種類があり、なんらかのサービスを提供するようなものから、アフィリエイトの商品を紹介する解説サイトや比較サイト、日記形式のブログまで。サイト作成と聞くと難しいと思われがちですが、初心者でもWordPressを利用すれば簡単にサイト構築が可能となっています。
アプリアフィリエイト
スマホアプリを作成し、その中で広告を掲載する方法です。アプリ開発+定期的な更新やメンテなどハードルは高く、また様々なアプリが乱立している昨今では、プロモーションを大々的に行わないと新規インストールして貰うことも難しく、ユーザーを増やしていくという点では難易度は高めです。ただ頻繁に利用して貰えるアプリを開発できるスキルと発想があれば大きく稼ぐことができる可能性を秘めています。
SNSアフィリエイト
TwitterやFacebook、instagramなどのSNSアカウントで商品を紹介するなどして収益を得るアフィリエイトです。多くのフォロワーがいることが前提ですが、手軽に始められることも魅力の一つではあります。LINE公式アカウント(旧LINE@)などもよく使われています。
動画アフィリエイト
YouTubeやTopBuzzなどの動画サイトに投稿し、視聴数に応じた報酬を得るアフィリエイトです。YouTuberという職業が世間に広く認知されるようになって久しいですが、現在多くの動画サイトは既にレッドオーシャン状態であり、新規参入して登録者数を増やしていくのは難しい状況です。ただ独自のコンテンツを作り上げることができ、人気を獲得していくことができればまだまだ稼ぐチャンスはあります。
メルマガアフィリエイト
SNSが主流となっているため下火となっているアフィリエイトですが、それでも多くのユーザーを囲い込むことができるインフルエンサーであれば現在でも有効な手段の一つです。無料メルマガで集客し、そこでアフィリエイトをする場合もあれば、特に広告を付けず、月額数百円程度の会費で稼いでいる人もいます。

こちらのサイトでは、主にサイトアフィリエイトをメインに解説しています。
集客手法や扱う商材によるアフィリエイトの種類
どんな広告を貼ったとしても、それを見てくれるユーザーがいなければ収益が発生することはありません。ここでは集客手法別のアフィリエイトの種類をまとめています。
SEOアフィリエイト
最も一般的かつアクセスが見込まれる集客方法です。主にGoogleでの検索順位を上げていき、そこから自分のサイトやブログにアクセスして貰い、広告を踏んでもらうというものです。
近年では権威サイト(公的機関や企業ドメインなど)が優遇される傾向にあり、SEO対策の難易度は上がっていますが、それでも検索流入はアクセスのメインとなるため、外すことはできません。
PPCアフィリエイト
WEBでなにかを調べようとしたとき、検索結果の一番先頭、あるいは先頭から3つ前後が広告で占められているケースがあると思います。これらは検索サイト(Googleなど)に対して広告を出稿しているもので、1クリックあたりいくらという感じで掲載されているものになり、PPCアフィリエイトと呼ばれます。(リスティング広告とも)
出稿してクリックされるたびに費用が掛かりますが、個人でも出稿することは可能で、SEOも関係なしにトップ表示させることもできる有効な手法の1つとなっています。特にGoogleは収益を上げるために積極的に広告枠を販売しており、今後もこの傾向は続いていくことは確実な状況のため、取り入れていく必要があります。
自己アフィリエイト
ASP(アフィリエイトの広告会社)の多くは、セルフバック制度を採用しており、広告にもよりますが、自身での申込みが可能な広告も数多く存在します。特にクレジットカードの作成やFX口座の開設などが人気で、簡単に10万円以上稼ぐことも可能です。なお、自己アフィリエイトで購入した商品の転売が問題になったこともあり、多くのASPでは転売行為は禁止となっています。
トレンドアフィリエイト
TVで紹介されたものをどんどん記事にしてアクセスを集めて集客したり、話題になっている商品やニュースなどの記事を書いてアフィリエイトする手法です。集客できそうなワードを見つけ、素早く記事にする必要があるため時間のある人向きの手法ですが、ある程度のSEO対策も前提となっています。
物販アフィリエイト
Amazonや楽天の商品を紹介し、それが購入された場合に販売価格の数%分が報酬として支払われるタイプのアフィリエイトです。購入されやすい商品を見極め、広告先への誘導を上手く行えれば収益を大きく出すことも可能になります。無在庫販売のドロップシッピングも厳密には異なりますが物販アフィリエイトに分類されることもあります。
情報商材アフィリエイト
20年以上前から存在し、今でも根強く生き残っているアフィリエイト。自身のサイトで情報商材を紹介し、それが購入されると収益が発生する場合や、無料セミナーや資料請求、メルマガ登録で収益が発生する場合などもあります。
アダルトアフィリエイト
アダルト関連のコンテンツを紹介するアフィリエイトです。アダルト色の強い広告(ゲームや漫画など)を掲載してクリック報酬を得る場合や、広告先で商品が購入されると収益が発生する場合、動画サイトへ誘導して会員を獲得すると報酬が発生する方法など、細かく挙げていけばこちらもざまざまな形態があります。なお、アダルトコンテンツを禁止しているサーバーは多く、最悪利用停止になるケースもあるため、これらを行う場合はアダルト専用のサーバーを使うことが必要となります。

代表的なアフィリエイトについてここまで解説しました。細かく分類していけばさらに色々と収益化の手段は存在しますが、なんとなくこんな感じのものがアフィリエイトということが分かっていただければ大丈夫です。
さて、次のページでは、アクセス数と収益の関連性について解説していき、なぜ僕がアドセンスではなくASPのアフィリエイト広告をメインにしているかについてまとめていきます。
アフィ歴10年以上。最高月収640万(年収2500万超)。月間4600万PV超のサイトを個人運営していましたが疲れて引退。2020年5月よりアフィ本格復帰。初月で50万超の収益発生など。猫2匹と同居中。兼業パチプロ(年200-300万前後)。コンサルや情報商材、有料noteの販売などはしていません(・ω・*)
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